栄光のセンターキャップ


80年当時、カンパニョーロの輸入元であった極東が、
ゴールドカンパと共に限定発売したセンターキャップがありました。

エッヂング加工で文字を装飾した真鍮の板を湾曲にプレス加工し、
金色に輝くまで研磨した後、一品一品ラッカーを絵筆で絵付け。
更に、真鍮の変色を防止するためにクリアーを吹き付けて仕上げるという、
時間と手間をかけた、まさに工芸品と呼べる一品でした。

汎用品は、アルミニウムにカンパニョーロのロゴをシルクプリントしたものでしたが、
藍色を地に、赤・白・緑の鮮やかなイタリアンカラーの施されたこの限定品は、
他の追随を許さない、これぞイタリアの職人芸といった風格を備えていました。

時代は流れ、80年代半ばカンパニョーロ社の自動車部門閉鎖に伴って、
カンパマグの生産にもピリオドが打たれました。

カウンタックLP400、ハラマ、エスパーダ。
その足元にはカンパマグ、そしてあの栄光のセンターキャップが一番ふさわしい。

そして、今ここにファイティングブルとともに蘇ります。

職人の意地と、その技を、心行くまでご堪能下さい。